インバウンド多言語対応で対応すべき5つの言語

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国内だけでなく、海外に旅行する人が増えてきました。
中国人旅行者の急激な増加に注目が集まりがちですが、それ以外の国の旅行者数の伸びも見逃せません。
2030年には18憶人の外国人観光客に達すると考えられる現在、海外を訪れる外国人のニーズにあわせて適切に情報を発信していくことが、より重要になってきます。

目次

世界共通語である英語は必須

海外旅行に行く時に、気になるのが旅先で言葉が通じるかどうかでしょう。
同じように訪れる外国人旅行者の抱く不安の大部分は、言葉で解決することができます。
初めていく場所は期待と不安でいっぱいですが、もしそこで母国語の案内がある店があったり、片言でも母国語が通じるスタッフがいたりしたら、心理的な距離はぐっと縮まります。
 

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英語は世界共通語です。 出典:https://unsplash.com/

外国語といっても様々ありますが、まず整備すべきは「英語」です。


英語の一番の特徴は、母国語とするネイティブスピーカーよりも、第二言語として使ったり、外国語として学んでいたりするノンネイティブスピーカーのほうが多いということです。
つまり、英語はすでにアメリカやイギリスといった一部の国の言葉だけではなく、世界中で、多国間の人々のコミュニケーション手段として使われる共通言語という位置付けです。
英語が通じる環境を整備できれば、アメリカ圏もヨーロッパ圏もアジア圏もまとめて対応することができます。

英語の次いで中国語

世界観光機関(UNWTO)発表の統計データによれば、2015年に最も海外旅行者数が多かったのは中国です。
次いで、台湾、ドイツ、アメリカ、イギリス、ロシアと続きます。

参考元:

世界の海外旅行者数(出国者数) 国別ランキング・推移(国連)

china インバウンド多言語対応で対応すべき5つの言語

英語の次に中国語です。 出典:https://unsplash.com/

英語の次に、これら東アジア圏の言語をカバーしましょう。
中国語を母国語とする人は世界に約12億人です。
世界最大の母語話者人口を有する言語です。

中国語は2種類あり、「中国語簡体字」は中国本土やシンガポールを中心に、「中国語繁体字」は、香港、台湾、マカオなどを中心に使われています。
翻訳対応する時には、ターゲットにあわせて簡体字と繁体字のどちらが必要なのか、それとも両方準備したほうがいいのか検討したほうがよいかもしれません。
  

中国に次ぐ旅行者数を占めるドイツも無視できない存在ですから、「ドイツ語」の対応も欠かせません。

ロシア旅行者にはロシア語での対応を

英語、中国語繁体字、中国語簡体字、ドイツ語の次に準備が必要なのは「ロシア語」です。
ロシアからの旅行者はまだ中国や韓国、台湾、香港に比べればまだまだ割合は少ないですが、第6位の位置につけています。

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出典:https://pixabay.com/

これから着実に増加していくことを予想されます。
ロシアからの旅行者を集めたいのであればロシア語での翻訳対応は必須です。

まとめ

言語対応に対する不満は、外国人観光客が最も抱きやすいものです。
インバウンド(訪問外国人観光客)ビジネスに参入する時には、訪問外国人観光客が抱えやすい不満を理解しておくことが大切です。
そして、それらに対する解決策を立てて実践することで、外国人観光客の満足度を高めることができるようになります。

出典:

インバウンド多言語対応で対応すべき5つの言語

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